ご挨拶

 

「生徒に進路指導やキャリア教育を施すが、いまいち結果が見えない。」

「キャリアガイダンスや進路ガイダンスをしたときはモチベーションが上がるが、長く続かない。」

「キャリアガイダンスや進路ガイダンスに生徒が意欲的に参加してくれない。」

「頑張っている生徒をちゃかす生徒がいる。 」

「キャリア教育ってそもそもなに?」

 

児童・生徒・学生の進路指導、キャリア教育に疑問や課題意識をお持ちの方が多くいらっしゃいます。

 

「それは一体何が原因なんだろうか」

 

私たちなりに、とことん探究と実践を繰り返しています。

多くの有識者の方々と対話をする中で、そもそもキャリア教育の考え方が一般化されていないことと、

こちらの3つの「キャリア教育がうまくいかない」原因にたどり着きました。

 

 

一つ目は「社会とのREALな接点が少ない」ことです。

 

インターンシップやPBLの普及により大学ではその機会が増えてきている印象ですが、

大学を選択する前の中等教育では、まだまだ普及しきれていないと言えます。

 

学校や家庭に限らず多くの社会人の価値観に触れることで、児童・生徒・学生は自然に成長して行くものです。

 

しかしそういった機会は少なく、どこかに機会はあってもそれが生徒まで充分届いていないと感じます。

 

 

二つ目は「多くの児童・生徒・学生が受け身である」ことです。

 

多くの学生が、学校での学びを「中間テスト・期末テストがあるから」「大学入試があるから」

と受け身の姿勢でとらえています。本来、学問とは楽しみながら行なうもののはず。

 

しかし、なぜそれができないのでしょうか。

 

まだまだ探究の途中ですが、一つの原因は、大人(家庭・学校・地域)による

しつけの問題や価値観の押しつけにあるのではないかと考えています。

 

もちろん、倫理観を身につけるため、社会の秩序を保つために必要な場合もあるかもしれませんが、

それが行き過ぎた日本の詰め込み教育等の結果が、今の受け身の生徒を量産する背景となっているのではないでしょうか。

 

 

三つ目は「進路選択に必要な素養が備わっていない」ことです。

 

進路選択に必要な素養とは一体何でしょうか。

 

長年の探究と有識者の方々との対話により出した現在の最適解をご紹介します。

 

まず進路選択に必要なのは価値観、生徒たち自身の”学習観””職業観””人生観”です。

 

これは、見える化することがポイントです。

 

見える化することで自分の考えが明らかになり、他者から学ぼうという欲求を持ちはじめた生徒を何人も見てきました。

そこで、次に必要になるのが”思考力””創造性””コミュニケーション”などの”能力”です。

 

思考力を挙げたのは、価値観を言語化するためにはまず自分の頭で考えることが必要だからです。

創造力は、福岡大学商学部 田村教授の考えからです。

 

先生は「社会や未来を創造する力を鍛錬すれば、自分の未来も創造しやすくなる」とおっしゃっており、深く共感しています。

 

コミュニケーションを挙げた根拠の一つは、京都大学 高等教育研究開発センター 教育アセスメント長 溝上 慎一先生

の著書『どんな高校生が大学や社会で成長するのか』に記されています。

 

先生はある調査の結果、”キャリア意識”と”コミュニケーション”が備わっている学生が成長傾向にあると示しています。

 

実際、自分の価値観を見える化することができ、他者から学ぼうとするコミュニケーションの素養が備わっている生徒は、

自走して成長し続けているケースが多いのです。

 

 

  

進路指導とキャリア教育、それぞれの問題は関連性が深いですが、まず変えるべきは、生徒の学びに対する姿勢だと考えています。

 

そのために、生徒に直接関わることはもちろん、保護者や先生方へのアプローチも行なっています。

 

例えば、今年の3月11日にはキャリア教育の生みの親である筑波大学 名誉教授 渡辺三枝子先生と、次世代教育のトップランナーである京都大学 高等教育研究開発センター 教育アセスメント長 溝上 慎一先生をお招きし、研修会をコーディネートしました。

 

キャリア教育は職業教育や単なるキャリアアップのための教育であると誤解されている先生が多くいらっしゃるので、

その誤解を解きたいとい気持ち一心で開催し、お二人の先生方のおかげで、目的を果たしました。

 

キャリア教育は、児童・生徒・学生と社会を結ぶ全ての教育活動です。

 

つまり、全ての授業、全ての学校行事に、キャリア教育という手段が自然に活用できるということです。

 

先にご紹介した進路選択に必要な素養である”思考力””創造性””コミュニケーション”も、

授業等の中で、自然と身につけて行くものだと思います。

 

では一体、「どんな要素が加われば、授業や学校行事がキャリア教育の一環になるのか」

「どんな要素が加われば、授業で”思考力””創造性””コミュニケーション”が身につけられるのか」。

  

弊法人では、そのことをとことん追求し、深めた考えをセミナーや季刊誌、書籍等で共有しながら、

キャリア教育の要素の入った進路指導・キャリア教育のプログラムをご提供していきたいと考えております。

 

 

最後に、これは私たちだけでは到底解決出来る問題ではありません。

多くの心ある方々に会員になっていただき、考えを深めるための議論や支援の一員となっていただけることを願います。

 (会員募集ページはコチラ

 

 

創業スタッフ一同

 

法人名

一般社団法人 進路指導・キャリア教育支援機構

Organization for Career Education & Support 

 

略称

OCES オーケス

 

設立

平成30年1月30日

 

代表者

萩尾 智章

 

連絡先

Tel. 093-693-0001 Fax. 093-330-4453 Mail. info@oces.jp

 

スタッフ数

5名

 

事業内容

中高生・大学生のためのキャリアガイダンスの企画運営

進路指導・キャリア教育研究会の企画運営

進路指導・キャリア教育に関するメディア運営